香港代替肉大手オムニポークは5月18日、同社の植物由来代替肉「オムニポーク(OmniPork)」の日本での正式販売を開始したと発表した。一部小売店の他、東京の有名ビーガンレストラン「菜道」でのメニューにも使われる。2020年夏からは大手外資系5つ星ホテルでのメニューにも使われることが決定している。
同社の代替肉は、豚肉の代替用に開発されている。原料は、大豆、えんどう豆、椎茸、ビーツ、米などの材料と植物由来の粘着剤・固化防止剤を使用。遺伝子組換え原材料やMSG(グルタミン酸ナトリウム)は使用していない。栄養価も高く、カルシウム267%アップ、鉄分14%アップ。一方で、コレステロールゼロ、飽和脂肪酸96%減、カロリー70%減。
オムニポークの製品はすでに、アジアを中心に世界7カ国・30,000の店舗で販売されている。ミンチタイプの製品「OmniPork」が主力だが、同日からは、日本を除く海外では、ランチョンミートタイプ「OmniPork Luncheon」と、細切りタイプの「OmniPork Strip」の販売も開始。製品の幅が広がった。同2種類の製品は今後の日本でも販売開始が予定されている。
【企業サイト】OmniPork
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