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【国際】アセットオーナーの57%、ESG投資公式採用の運用会社のみに運用委託していく方針

 世界の主要アセットオーナーのうちESG投資を実施している割合が80%に達し、57%は現在または近い未来にESG投資アプローチを公式に採用している運用会社にしか資産運用を委託しない方針であることがわかった。

 今回の調査を実施したのは、米モルガン・スタンレー。アセットオーナーに関するESG投資調査は2017年から2年ぶりで、2019年第4四半期に行われた。調査対象は北米、欧州、アジア太平洋。今回の調査への回答は110で、2017年の118からやや減少した。同調査では、ESG投資の定義を、市場平均以上の投資リターンと同時に環境・社会インパクトも追求する投資としている。

 ESG投資の実施状況では、45%が幅広く実施、35%が一部のポートフォリオで実施と回答し、80%が投資意思決定でESGを考慮していることがわかった。また15%は積極的に導入しようとしており、95%がESG投資に向けて動いていることがわかった。

 ESG投資の実施年数では、5年以上が26%、3年から4年が28%、1年から2年が24%、1年未満が21%だった。また、運用会社への運用委託において、公式にESG投資アプローチを採用していることを条件に課しているところがすでに22%。その方向で検討しているが35%あった。

 ESG投資を進める動機については、受益者の要望が81%、投資リターンポテンシャルが78%、規制が76%。その中でも「非常に重要」に限定すると、投資リターンポテンシャルが最も多く45%だった。

 また回答の80%は、企業がESGやサステナビリティを重視することで収益性を高めることができるとの認識が80%で、高めないは0%だった。またESG投資は投資リスク低減につながるとの回答も78%と高かった。

 ESG投資の手法では、ESGインテグレーションが92%、ネガティブスクリーニングが82%、テーマ投資が70%、エンゲージメントが63%、インパクト投資が61%だった。アセットクラスでは、上場株式78%、債券69%、非上場株式54%、インフラ49%、不動産46%、プライベートデット30%、ヘッジファンド14%だった。

 テーマ投資やインパクト投資で着目している課題では、気候変動95%、水ソリューション80%、プラスチック廃棄物70%、サーキュラーエコノミー70%、ジェンダーダイバーシティ67%、教育67%、健康・栄養66%、コミュニティ開発65%、多文化ダイバーシティ54%、信仰上の価値34%だった。
 
【参照ページ】Morgan Stanley Sustainable Signals: Asset Owners See Sustainability as Core to Future of Investing

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株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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