コーポレート・サステナビリティ推進シンクタンクNGOのEmbedding Projectは5月26日、環境・社会・事業のレジリエンスを融合させた経営戦略や事業戦略を実現するためのガイドを発表した。同NGOには、欧州諸国の政府、有力NGO、企業もバックアップしている。
今回発表されたガイドは、サステナビリティに対するコンセプトを整理した「Embedded Strategies for the Sustainability Transition」。比較的シンプルな内容になっており、企業規模を問わず参考にできるものになっている。
Embedding Projectは2010年に発足。カナダの社会科学・人文リサーチ委員会、カナダ勅許公認会計士協会、ドイツ国際協力公社(GIZ)、サステナビリティ推進NGOの持続可能な開発のための世界経済人会議(WBCSD)が活動を支援するとともに、コノコフィリップス、バイオジェン、sappi、オールド・ミューチュアル、Sustainalytics(サステイナリティクス)、世界自然保護基金(WWF)が活動に加わっている。
Embedding Projectは、ガイド発行とあわせ5月20日、主要企業のゴールを整理したデータベースと、主要企業の戦略への埋め込み方を整理したデータベースの2つもリリースした。
【参照ページ】New governance tools helping companies set priorities and credible goals aligned with system resilience and ESG
【ガイド】Embedded Strategies for the Sustainability Transition
【データベース】Contextual Goals Database
【データベース】Position Database
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