英ウェールズ政府のハナー・ブリティン住宅・地方政府副大臣は7月29日、EUと同様の使い捨てプラスチック禁止法を制定する意向を表明し、方向性に関するパブリックコメントの募集を開始した。英国のEU離脱後も、ウェールズ政府は使い捨てプラスチックに関するEUの新ルールを導入する考え。
【参考】【EU】EU理事会、2021年から使い捨てプラ使用禁止のEU法案可決。同EU指令が成立(2019年5月23日)
ウェールズ政府は、独自のサーキュラーエコノミー戦略を策定しており、単なるリサイクルのとどまらず、2050年までに廃棄物ゼロにする長期目標を掲げている。
今回の発表では、EUが定めたものと同じ品目について、ウェールズでも禁止する措置を検討。どうしても代替できないものや削減できないものについては例外措置を残す。禁止品目は、プラスチック製の食器、マドラー、ストロー、綿棒の柄、風船の柄、発泡ポリエチレンの食品容器と飲料カップで、販売だけでなく消費者に提供することが禁止対象となる。
【参照ページ】Consultation launched on plans to reduce single use plastics in Wales
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