
英ケンブリッジ大学は10月1日、同大学基金の資産運用で、化石燃料関連への直接及び間接の投資を2030年までに全て引き揚げると発表した。さらに2038年までに投資ポートフォリオのカーボンフットプリントをゼロ(カーボンニュートラル)にする目標も掲げた。気候変動対策のため脱炭素化を推進する。
今回の発表では、まず2020年12月までに、伝統的なエネルギー関連の上場株式でのダイベストメントを実施し、2025年までに再生可能エネルギーへの投資を大幅に拡大すると発表。その上で、2030年までに化石燃料に対するエクスポージャーをゼロにする。同大学基金の運用資産は現在35億ポンド(約4,800億円)。
米英の大学では、ハーバード大学とオックスフォード大学も、大学基金でのカーボンニュートラルを進める意向を発表。特にハーバード大学は「2050年」と期限を定めたカーボンニュートラルを宣言していた。ケンブリッジ大学もそれに続いた形。
【参考】【国際】ハーバードとオックスフォード、大学基金で2050年カーボンニュートラル宣言。パリ協定遵守(2020年5月2日)
ケンブリッジ大学は今回、同大CFOや教員がダイベストメントの必要性を多角的に分析したレポートを提出したことを歓迎するとともに、学生や職員からも積極的にダイベストメントに向けた提言を実施してきたことに謝意を表明した。同大学は、気候変動対策と国連持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向け、全ての経営資源を活用することにコミットすると覚悟を示した。
【参照ページ】Cambridge to divest from fossil fuels with 'net zero' plan
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