イタリア・エネルギー大手エネルは10月13日から16日にかけ、サステナビリティ・リンク・ボンドで5億ポンド(約680億円)、サステナビリティ・リンク・ローンで10億ユーロ(約1,250億円)の資金調達を実施したと発表した。エネルは2019年9月に「SDGsリンク・ボンド」の名でサステナビリティ・リンク・ボンドを発行し、市場形成を牽引。今回はボンドとローンの組み合わせを実現してみせた。
サステナビリティ・リンク・ボンドの発行主体は、エネルのオランダ金融管理子会社Enel Finance Internationalで、エネルの信用保証が付いている。サステナビリティ・リンク・ローンはエネル自身による借入。
エネルは今回、…