風力発電国際業界団体の世界風力会議(GWEC)と、欧州商工会議所台湾(ECCT)は10月12日から14日までの3日間、「洋上風力サミット台湾・バーチャル2020」を開催した。台湾経済部長(経済相に相当)や同部の局長クラスも多数出席。台湾での洋上風力市場の拡大に向け、関連企業と意見を交わした。
台湾政府は、2025年までに5.5GWの洋上風力発電が稼働する計画が動いており、さらに2035年までに追加で10GWの新規設立を目指し、第3回入札を行うことも予定している。
洋上風力発電分野は、2025年までに2万人以上の雇用創出と300億米ドル近くの外国直接投資が見込まれており、台湾のグリーンリカバリーの基礎となる分野。2035年までには、洋上風力発電への投資額は900億米ドルに達し、約57,000人の雇用を創出すると考えられている。
欧州商工会議所台湾(ECCT)は、欧州企業と、台湾政府や関係機関とのコミュケーションを円滑化する役割を担っており、台湾で事業展開する欧州企業を支援している。特にECCTの「低炭素イニシアチブ(LCI)」は、欧州の先進企業のテクノロジーを用いて、台湾の脱炭素化をサポートするアクションを推進中。
【参照ページ】GWEC and ECCT: Taiwan's offshore wind ambitions are within reach and will power a green recovery
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