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【日本】サントリー食品、2020年健康調査発表。新型コロナで消費者の健康志向高まる

 サントリー食品インターナショナルは10月23日、2014年からの実施している「ウェルビーイング・トレンドサーベイ」の2020年版結果を発表した。新型コロナウイルス・パンデミックによる消費者意識の変化も踏まえ、トレンドの状況を示した。

 同調査は、2014年より実施している「健康と飲料レポート」を、2019年から「ウェルビーイング・トレンドサーベイ」に発展的に改称したもの。同社は、2018年に「100年ライフ・プロジェクト」を発足し、食の健康・ウェルビーイング面にも注目している。

 今年の調査では、パンデミックをきっかけに、62.3%が「病気にかかりにくい身体づくり」の重要性を実感。58.0%が「自分のカラダを守れるのは自分だけ」と回答し、全世代で健康に対する「自己防衛意識」が高まっていた。さらに、61.9%が健康投資をするようになった。また、37.1%が「見た目の改善よりも健康的な体型を維持したい」と回答し、同社は今回の結果を、「痩身から創身へ」と名付けている。

 気になる健康キーワードでは、トップの「新型コロナウイルス感染症」に次いで、第2位「糖尿病/高血糖」、第3位「高血圧症」の順となり、生活習慣病への関心が高かった。将来に向けては、「認知症」「がん」「免疫力の低下」が昨年同様多く、特に若年層では、「糖尿病/血糖値の高さ」への不安視も見られた。

 最近の健康行動では、1位が「朝食摂取」で、昨年の28.8%から今年は32.1%へと大幅に増加。他には「休養」「野菜から食べる」が多かった。特にテレワークをするようになった人に絞った集計では、健康行動を実施し始めた人が多く出た。但し、健康行動を実施している人は約70%いたのに対し、習慣化までに至った人は全体の36.5%にとどまった。理由は、「意思が弱い」「お金がかかる」「時間がとれない」が多かった。

 トクホ・機能性表示飲料の飲用頻度は、20代での飲用頻度が増加。健康行動のきっかけとなる役割を果たしていることが伺えたという。

【参照ページ】サントリー100年ライフ プロジェクト「ウェルビーイング トレンドサーベイ2020」

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株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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