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【イギリス】テスコ、新型コロナでの食糧支援増強。独自のクーポン発行やNGOへ5.4億円寄付

 英小売大手テスコは10月30日、政府の食糧援助制度である「ヘルシースタート」の受給対象者に対し、独自に1ポンド(約136円)のクーポンを毎回上乗せ支給するアクションを発表した。同クーポンは、毎週50万世帯分発行。消費者は、会計時にクーポンを渡す度に、次回利用可能なクーポンを受け取ることができる。

 ヘルシースタートは、給付金と税額控除で低所得の妊婦と家族の健康を改善するための公的制度。同制度では、要件を満たす家庭に対し、牛乳、生鮮、冷凍、缶詰の果物と野菜、生鮮、乾燥、缶詰の豆類、乳児用調製粉乳に使用できるクーポンを毎週3.1ポンド(約420円)分支給している。

 ヘルシースタート制度に対しては、イングランド代表経験もあるサッカー選手のマーカス・ラッシュフォード氏が設立した「子供の貧困タスクフォース」にテスコも加盟し、目下政府に対し、毎週4.25ポンド(約580円)支給への金額引上げを要請している。しかし、それと同時にテスコは先んじて自主的に1ポンドを上乗せすることを決めた。

 またテスコでは、同クーポンに加え、追加で400万ポンド(約5.4億円)分の食料を食料支援NGO「FareShare」に寄付することも表明。同社は、2019年にも6,000万ポンド(約81.4億円)以上、2020年には新型コロナウイルス・パンデミックによる社会的影響も考慮し、すでにFareShareと食品支援NGO「TrussellTrust」に対し1,500万ポンド(約20.4億円)分の食料を寄付してきている。今回の決定は、さらに400万ポンドを追加する形となる。

【参照ページ】Tesco to offer free fruit and veg to 500,000 Healthy Start families

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株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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