エネルギー世界大手米エクソンモービルの石油子会社インペリアル・オイルは8月25日、カナダ・エドモントンのストラスコーナ製油所でのバイオディーゼル精製計画を発表した。日量約2万バレルを精製予定。同国の運輸による二酸化炭素排出量を年間約300万t削減できる見込み。2024年生産開始予定。
今回精製のバイオディーゼルは、穀物と水素を反応させて生産。水素は、天然ガス改質に炭素回収・貯蔵(CCS)を併設して生産するブルー水素を利用。CCSでは年間約50万トンの二酸化炭素を回収する。
同社は3月、CCS、バイオ燃料、水素などの低排出ガス技術を商業化するための低炭素ソリューション事業を設立。同社は、2025年までに日量4万バレル以上の低炭素燃料を供給することを目標としている。
【参照ページ】ExxonMobil affiliate to produce renewable diesel to help reduce transportation emissions in Canada
【画像】ExxonMobil
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