Skip navigation
サステナビリティ・
ESG金融のニュース
時価総額上位100社の96%が
Sustainable Japanに登録している。その理由は?

【国際】シェル、ケミカルリサイクル技術ブルーアルプに出資。オランダとアジアで4工場建設へ

 エネルギー世界大手蘭ロイヤル・ダッチ・シェルは9月9日、同社CVCのシェル・ベンチャーズを通じて、プラスチックのケミカルリサイクル技術ベンチャーのブルーアルプ・ホールディングに21.25%出資したと発表した。

 ブルーアルプ・ホールディングは、今回の出資を用いて、廃プラスチックをケミカルリサイクルで熱分解油を生産するプラントを、ロイヤル・ダッチ・シェルのプラントにあるオランダのモアダイクとラインランドに2つ建設する。生産した油は、ロイヤル・ダッチ・シェルの既存のクラッカーに供給する。2023年の稼働を予定。生産量は年量3万t。今回の手法では、リサイクルが困難なプラスチックもリサイクルできる。

 ブルーアルプ・ホールディングは、すでに量産技術を完成させているが、廃プラスチック原料の純度が安定化しないことが課題だった。その課題に対してェア、ロイヤル・ダッチ・シェルの技術を導入し、純度を高めることを計画している。

 また両社は、アジア地域でも2つのプラントを建設することを計画。シンガポールにあるシェル・エネルギー&ケミカルズ・パーク・シンガポールのクラッカーに投入する。詳細は2021年末に発表する。

【参照ページ】SHELL INVESTS IN PLASTIC WASTE-TO-CHEMICALS TECHNOLOGY COMPANY BLUEALP

author image

株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

この記事のタグ

Sustainable Japanの特長

Sustainable Japanは、サステナビリティ・ESGに関する
様々な情報収集を効率化できる専門メディアです。

  • 時価総額上位100社の96%が登録済
  • 業界第一人者が編集長
  • 7記事/日程度追加、合計11,000以上の記事を読める
  • 重要ニュースをウェビナーで分かりやすく解説※1
さらに詳しく ログインする

※1:重要ニュース解説ウェビナー「SJダイジェスト」。詳細はこちら

"【ランキング】2019年 ダボス会議「Global 100 Index: 世界で最も持続可能な企業100社」"を、お気に入りから削除しました。