Skip navigation
サステナビリティ・
ESG金融のニュース
時価総額上位100社の96%が
Sustainable Japanに登録している。その理由は?

【韓国】環境部、排出量取引制度を改正。中小企業支援や廃棄での排出削減でも割当で考慮

 韓国環境部は12月29日、2015年から導入されている韓国二酸化炭素排出量取引制度を改正し、新たなインセンティブを設けると発表した。それに対応し、12月30日に「温室効果ガス排出許可の割当・取消ガイドライン」「排出量認証に関するガイドライン(2022年1月1日施行)」が改正された。

 韓国の排出量取引制度は、3年間の年平均二酸化炭素排出量が12万5,000t以上の企業、または2万5,000t以上の事業所を1つ以上有する企業が対象。適用企業数は現在710社。その中で、年間の排出割当量に関しては、企業が自主的に削減した過去実績が不利にならないよう、企業の事業活動に直接関係する設備での削減分に関しては、割当量算定の考慮外としている。

 しかし現行制度では、サプライチェーン等、社外での削減に関するものは割当量算定の対象外となっており、社外での活動のインセンティブにはなっていなかった。

 そこで今回、大企業が中小企業を支援することで削減が行われた場合や、廃棄物のリサイクルにより排出削減が行われた場合等を削減実績として認定。割当量算定の対象とすることを決めた。さらに、スコープ2で、再生可能エネルギーへの転換を図り、電力会社での排出量が削減されている場合についても削減実績として認める。廃熱利用型の発電に関しても排出量の計算から除外する。

【参照ページ】온실가스 배출권거래제, 다양한 감축활동에 혜택 부여

author image

株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

この記事のタグ

Sustainable Japanの特長

Sustainable Japanは、サステナビリティ・ESGに関する
様々な情報収集を効率化できる専門メディアです。

  • 時価総額上位100社の96%が登録済
  • 業界第一人者が編集長
  • 7記事/日程度追加、合計11,000以上の記事を読める
  • 重要ニュースをウェビナーで分かりやすく解説※1
さらに詳しく ログインする

※1:重要ニュース解説ウェビナー「SJダイジェスト」。詳細はこちら

"【ランキング】2019年 ダボス会議「Global 100 Index: 世界で最も持続可能な企業100社」"を、お気に入りから削除しました。