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【アメリカ】ラルフ・ローレン、化繊と同等の性能を持つコットン素材を製品投入。再生コットンも活用

 アパレル世界大手米ラルフ・ローレンは1月13日、2022年全豪オープンテニスで、サステナビリティを進化させた新たなポロシャツ「RLX CLARUS Polo Shirt」を発表した。大会後は、世界各地で販売される。今後数週間で、ラインナップも拡充する。

 今回発表のポロシャツは、世界初の高機能コットン素材を使用。市場初の特許取得済み技術を採用し、バージンコットンと、リサイクルした再生コットンを活用し、速乾性や水分管理に優れた画期的な高機能素材を開発した。性能は、ポリエステルやナイロン等の合成繊維と同等。開発したのは、米スタートアップNatural Fiber Welding(NFW)。

 同社は2020年8月、NFWに対しマイノリティ出資を実施。同社としても、2025年までに主要素材で100%サステナブル調達を達成し、ゼロ・ウェイストの原則を事業全体に統合することを目標として掲げている。

 今回の新素材開発により、ポリエステルやナイロン等の生分解性のない合成繊維の使用を減らし、持続可能なリサイクル素材の使用を拡大していく道筋がついたという。

 同社は他にも、綿花の着色方法を変える革新的な染色プラットフォーム「Color on Demand」、製品寿命を延ばすことで衣料品の廃棄物を削減する可能性を持つ、同社初のサブスクリプション型アパレルレンタル「The Lauren Look」、再生ペットボトルから完全に還元した糸を使用し、水を一切使用しない革新的なプロセスで染色した「The Earth Polo」、Create-Your-Own(CYO)プログラムを通じた同社のManufacturing-on-Demandモデルも進めている。

【参照ページ】RALPH LAUREN UNVEILS FIRST-TO-MARKET PRODUCT INNOVATION WITH THE RLX CLARUS® POLO, EXCLUSIVELY AT THE AUSTRALIAN OPEN 2022

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株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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