
米スタンフォード大学の研究者率いるチームは1月27日、ガスコンロからの天然ガス(都市ガス)漏出が従来の想定以上に発生していることを示した論文を発表した。ガスコンロでの漏出が気候変動の新たな要因として浮上する可能性が出てきた。
今回研究者らは、ガスコンロを消している間に、継手やガス管とコンロの接続部から、想定以上のメタンガスが漏出していることを発見した。漏出量は、ガスコンロのガス燃料によって発生する二酸化炭素の約3分の1に相当するという。これまで天然ガス漏出では、採掘現場やガスパイプラインからの漏出が指摘されていたが、ガスコンロからの漏出については注目されていなかった。同論文によると、使用したガスの最大1.3%が未燃メタンとして漏出している。
また、ガスコンロでの天然ガスの燃焼からは、窒素酸化物も危険なレベルで排出されており、呼吸器系疾患を誘発するリスクがあることも分析からわかった。健康のためには、換気フードの利用が有効だが、米国では台所で換気フードを使用している家庭は、25%から40%にすぎないという。
【参照ページ】Stanford scientists find the climate and health impacts of natural gas stoves are greater than previously thought
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