エネルギー世界大手英シェル(旧ロイヤル・ダッチ・シェル)は1月28日、中国・河北省張家口にある世界最大級の水素電解槽が稼働を開始したと発表した。北京で開催中の冬季オリンピック期間中、張家口の競技エリアで燃料電池自動車(FCV)に供給するグリーン水素の約半分を賄う見込み。
同プロジェクトは、シェル中国法人と張家口市交通建設投資控股集団が2020年11月に設立した合弁事業の一環として実施。第1フェーズでは、20MWの水素電解槽と水素ステーションを建設した。両社は今後2年間、フェーズ2として60MWまで規模を拡大する。
電解槽では、陸上風力発電の電力を活用し、水素を生成。オリンピック終了後は、北京、天津、河北地域の公共・商業交通機関向けに水素供給を行う。
【参照ページ】Shell starts up hydrogen electrolyser in China with 20 MW production capacity
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