豪小売大手ウールワースは3月21日、4月から西オーストラリア州の同社小売店舗でプラスチック袋の提供を段階的に廃止すると発表した。同アクションは、豪スーパーマーケット初。同州では、プラスチック袋の提供を禁止する州法が7月から施行予定だが、先行対応した形。
同社は2018年、同国全土に展開するスーパーマーケットとして初めて、使い捨てプラスチック袋を撤廃。再利用可能な素材を活用したプラスチック袋を1枚15セントで販売を開始し、2020年には、紙製袋を販売を始めた。2021年には、使い捨てプラ製食器・容器の販売全廃も行っている。
【参考】【オーストラリア】ウールワース、使い捨てプラ製食器・容器の販売全廃。紙製・木製では100%FSC認証取得(2021年11月25日)
現在同社小売店舗の顧客の80%以上がマイバックを持参。マイバックを持参していない顧客やオンライン注文者には、再生紙70%含有のオーストラリア製紙袋や布製袋等の選択肢も提供する。
同社は、紙袋提供に向け、家族経営の同国紙袋製造Detpakとパートナーシップを締結。製造能力強化に向け、数百万豪ドルを投資してきた。同パートナーシップでは、新たに25名の雇用を創出。製造する紙袋は全てPEFC認証を取得し、許容量は最大6kg。
【参照ページ】Woolworths grows greener as WA stores phase out plastic bags ahead of state ban
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