電子情報技術産業協会(JEITA)の「Green x Digitalコンソーシアム」は4月28日、サプライチェーンの二酸化炭素排出量の見える化のための仕組み構築に向けた検討結果をまとめた中間レポートを発行した。
「Green x Digitalコンソーシアム」は、2021年10月に発足。デジタル技術を活用し、サプライチェーン全体の二酸化炭素排出量データを見える化のデータプラットフォームを構築する「見える化WG」、バーチャルPPAを普及させる「バーチャルPPA早期実現対応WG」の2つのワーキンググループを運営している。見える化WGの主査はNEC。バーチャルPPA早期実現対応WGの主査はアマゾン。
今回のレポートは、「見える化WG」がまとめたもの。スコープ3排出量の算出を強化するため、サプライヤーの1次データをデータ基盤に揃えることで共有し、ユーザー企業がサプライヤー毎の排出量を、スコープ3算出で活用できるようにすべきとした。2022年7月頃から、ワーキンググループ企業で実証を開始する計画。
同WGは、検討過程で、WBCSDとも測定手法に関して意見交換を実施。またツール提供企業であるゼロボード、マイクロソフト、SAP等とも意見交換を行った。
【参照ページ】見える化WGの準備フェーズ(2021年11月~2022年3月)における検討結果をとりまとめた「一次レポート(概要版)」を発行しました
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