食品世界大手米クラフト・ハインツは5月10日、英紙製ボトル製造パルペックスと協働し、リサイクル可能な100%紙製容器を開発すると発表した。同社の主力商品「ハインツ・トマトケチャップ」で実証導入する。
同社は、2025年までに世界中で容器を100%リサイクル可能、再利用可能もしくは堆肥化可能な素材に切り替えるのが目標。また2050年までにカーボンニュートラル(二酸化炭素ネット排出量ゼロ)達成も掲げており、今回のアクションはそれらの一環。
【参考】【アメリカ】クラフト・ハインツ、2025年までに世界中の商品容器をサーキュラーエコノミー化(2018年8月7日)
両社は現在、ハインツ・トマトケチャップやその他の容器への展開方法を検証するため、プロトタイプ容器を開発中。性能評価と消費者による実証利用後、市場投入を行う予定。
パルペックスのデータによると、同容器の1本あたり二酸化炭素排出量は、ガラス瓶やプラスチック容器よりも大幅に少なくできる見込みという。
【参照ページ】Kraft Heinz Explores the Ketchup Bottle of Tomorrow
【画像】Kraft Heinz
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