環境省は7月5日、「グリーンボンドガイドライン及びサステナビリティ・リンク・ボンドガイドライン、グリーンローン及びサステナビリティ・リンク・ローンガイドライン2022年版」を発行した。グリーンウォッシュを排除するために、グリーン性のKPIの例を示したことが大きな特徴。
今回の改訂は、国際資本市場協会(ICMA)でのグリーンボンド原則(GBP)の改訂(2021年6月、2022年6月)、サステナビリティ・リンク・ボンド原則(SLBP)の策定(2020年6月)、ローン・マーケット・アソシエーション(LMA)等によるサステナビリティ・リンク・ローン原則(SLLP)の改訂(2020年5月、2021年5月及び2022年3月)等を踏まえたもの。パブリックコメントでは、ICMAやLMAからも多数の意見が寄せられた。
グリーンウォッシュの排除に向けては、別表に、判断指針やKPI、発行後のレポーティングの例を記載した。別表の内容に関しては、継続的に見直すとしている。
【参照ページ】「グリーンボンドガイドライン及びサステナビリティ・リンク・ボンドガイドライン2022年版」、「グリーンローン及びサステナビリティ・リンク・ローンガイドライン2022年版」の公表について
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