サントリーホールディングスと大王製紙は8月18日、関東圏・関西圏間の長距離輸送での協働を強化すると発表した。両社傘下のサントリーロジスティクスとダイオーロジスティクスを通じ、製品の混載による積載率向上やスイッチ輸送等を行う。
サントリーはこれまで、物流拠点でのフォークリフト操作の人工知能(AI)判定システム導入、物流業務の自動化・省力化等、スマートロジスティクス化を進めてきた。2021年6月には、同社傘下のサントリーMONOZUKURIエキスパートとユニ・チャームでの静岡・福岡間の共同輸送にも着手。今回協働する大王製紙とは、2017年から輸送での協働を開始している。
両社は今回、長距離トラック輸送で両社製品を混載し、積載率向上を図る。また、3人のトラックドライバーによるリレー形式での輸送(スイッチ輸送)も実施。大王グループの拠点2ヵ所を中継地として活用し、長距離輸送における労働負荷の低減も進める。さらに両社は、東京・大阪間での鉄道コンテナ往復輸送も開始。これらにより、トラックドライバーの運転時間を年間約3,900時間、二酸化炭素排出量を約215t削減する。
【参照ページ】大王グループと共同で長距離輸送効率化の新たな取り組みを開始
【参照ページ】サントリーグループと共同で長距離輸送効率化の新たな取り組みを開始
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