NTTドコモは11月21日、韓国通信大手SKテレコムと、スマートライフ事業(非通信事業)分野や、次世代通信インフラ技術分野で協業する検討を開始したと発表した。日本、韓国を含むグローバル市場での競争力を高めるため、先行するSKテレコムの知見を吸収したい模様。
今回の発表では、まず、スマートライフ事業分野では、両社の映像事業でオリジナルコンテンツを共同制作し、両社の映像配信プラットフォームで提供することを検討。世界市場での映像事業拡大を見据え、両社の映像事業の連携等も検討する。さらに、新事業領域となるメタバース関連サービスで、バーチャル空間で提供される3Dモデル、ボリュメトリックビデオ、バーチャルシティ等の各種コンテンツの共同制作や、長期的には両社プラットフォームの接続も視野に入れる。
次世代通信インフラ技術分野では、両社がすでに商用サービスを開始している5Gのさらなる発展として、5G evolutionに関わる技術協力を検討する。具体的には、5G Stand Alone、ミリ波活用促進、ネットワークのエナジーセービング、Open RAN/vRAN技術を検討対象とした。また、5G evolutionの先として位置づけられる6Gでも、両社のコンセプト、スケジュールの整合をとり、標準化、研究開発を共同で主導する。実証実験を来年以降に計画していることも明らかにした。
【参照ページ】メタバース、デジタルメディア分野および5G evolution、6Gの技術分野における協力に向けてSKテレコム社と基本合意
Sustainable Japanの特長
Sustainable Japanは、サステナビリティ・ESGに関する
様々な情報収集を効率化できる専門メディアです。
- 時価総額上位100社の96%が登録済
- 業界第一人者が編集長
- 7記事/日程度追加、合計11,000以上の記事を読める
- 重要ニュースをウェビナーで分かりやすく解説※1
さらに詳しく ログインする※1:重要ニュース解説ウェビナー「SJダイジェスト」。詳細はこちら