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【インドネシア】RSPOとCIPE、パーム油農家の腐敗防止で覚書。研修を共同開発

 パーム油認証機関RSPO(持続可能なパーム油のための円卓会議)と、米国商工会議所の下部組織「国際民間企業センター(CIPE)」は2月9日、腐敗防止で協働する覚書を締結した。RSPO会員のインドネシア農家を対象に、腐敗防止の行動規範導入を求めていく。

 今回の覚書で、RSPOとCIPEは共同で研修モジュールを開発。RSPOは人材とノウハウを、CIPEは資金を提供する。RSPO会員企業に対し、行動規範の導入をすすめる。また、RSPOとしても、腐敗防止の観点でもRSPOの認証価値の向上を狙う。

 RSPOは、2019年からCIPEと協力を開始。腐敗防止に関する意識と知識の向上を図ってきた。今回の覚書では、新型コロナウイルス・パンデミックや規制要件の厳格化がパーム油のサプライチェーンに与える影響等に鑑み、両者の協力関係を深化することとなった。

 CIPEは、米国商工会議所が1983年に設立。各国の民主化と経済発展を支援をミッションとしている。特に中南米での活動が多く、未登記の数千の中小企業を「正規」の経済に統合するプログラムや、地域のビジネスリーダー養成機関の設立、政策に反映させるための立法アドバイザリー作成等を開始。CIPE創設以来、世界中で3,000以上のプロジェクトを立ち上げ、現在80カ国以上で300以上のプログラムや助成を行っている。

【参照ページ】PRESS RELEASE: RSPO AND CIPE COLLABORATE TO FURTHER DRIVE THE TRANSFORMATION TOWARDS SUSTAINABLE PALM OIL IN INDONESIA

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株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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