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【国際】SBTi、簡素化プロセス適用の中小企業定義を厳格化。2024年1月1日から適用

 科学的根拠に基づく削減目標イニシアチブ(SBTi)は11月1日、中小企業向けの目標承認プロセスを改訂すると発表した。2024年1月1日から適用される。

 SBTiは、中小企業に対する目標の承認では、簡素化したプロセスを適用している。今回、制度上の「中小企業」の定義を明確にすることで、中小企業特例が適用される企業の範囲を狭くした。

 まず、中小企業の定義では、スコープ1及びロケーション基準スコープ2の合計二酸化炭素排出量が10,000t未満であり、海運船舶や発電資産を保有・管理しておらず、金融セクターや石油ガスセクターでない場合と定義。さらに親会社が標準的な承認の対象となる場合には、当該子会社も中小企業ではなくなる。

 加えて、従業員250人未満、売上4,000万ユーロ未満、総資産2,000万ユーロ未満、森林・土地・農業(FLAG)ガイダンスの適用事業者でない、の4つのうち1つ以下しか満たさない場合も中小企業ではなくなる。

【参照ページ】SET A TARGET AS A SMALL OR MEDIUM-SIZED ENTERPRISE (SME)

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株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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