
科学的根拠に基づく環境目標策定イニシアチブScience Based Targets Network(SBTN)は9月10日、海洋域に関する科学的根拠に基づく目標設定メソドロジー「SBTs for Nature(自然SBTs)」原案を発表した。10月22日までパブリックコメントを募集する。
SBTNは2023年5月、科学的根拠に基づく削減目標イニシアチブ(SBTi)での気候変動目標承認を土台とし、陸域と淡水域の科学的根拠に基づく目標設定メソドロジーを発行。現在、海洋域と生物多様性に関するメソドロジー開発が進められている。今回、海洋域の原案が公表された形。対象は、漁業、養殖業、水産物流通セクター。
【参考】【国際】SBTN、SBTs for Natureのメソドロジー発表。まず17社が実証。2024年から全面展開(2023年5月24日)
同メソドロジーでは、「海洋資源の乱開発・乱獲の防止及び削減」「生息場所構造の保全」「絶滅危惧種や保護種の野生生体数に対するリスク軽減」の3つで目標の在り方を定めた。
海洋資源の乱開発・乱獲の防止及び削減では、漁業や水産物流通事業者が対象となる。
【参照ページ】Public consultation for the first ocean science-based targets
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