
長期志向経営推進国際イニシアチブの米FCLTGlobalは9月30日、企業及び投資家の長期的な意思決定の水準をセルフチェック基準「FCLTゴールドスタンダード」を開発した。
FCLTゴールドスタンダードは、アセットオーナー向け、運用会社向け、企業向けの3種類が用意されており、「長期経営」や「長期投資」がどこまで実行できているかを測ることができる。
チェック項目は、ガバナンス、インセンティブ、エンゲージメントと対話、指標・報告・外部生評価の4つの観点で構成されている。
FCLTには現在約68社が加盟。加盟企業は、ブラックロック、ステート・ストリート、T.ロウ・プライス、フィデリティ・インベストメンツ、シュローダー、ゴールドマン・サックス、ノルウェー銀行投資インベストメント(NBIM)、カリフォルニア州教職員退職年金基金(CalSTRS)、オンタリオ州教職員退職年金基金、バンク・オブ・アメリカ、JPモルガン、バークレイズ、カーライル、ブラックストーン、テマセク、ユニリーバ、ウォルマート、BP、タタ、ケリング、ダウ、マスターカード、マッキンゼー、MSCI、ナスダック、香港金融管理局等。長期経営は、財務パフォーマンスや雇用創出の面でも成果が高いとしている。
【参考】【アメリカ】長期志向企業は短期志向企業より業績が高い。マッキンゼー研究部門調査(2017年2月23日)
【参照ページ】FCLTGlobal Launches Gold Standard for Long-term Companies and Investors
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