Skip navigation
サステナビリティ・
ESG金融のニュース
時価総額上位100社の97%が
Sustainable Japanに登録している。その理由は?

【国際】シュワブ財団Rise Ahead Pledge、署名企業が24社に。社会企業の積極支援にコミット

 シュワブ財団の社会起業家グローバル・アライアンスは9月24日、ソーシャルイノベーション型企業を大企業が支援する誓約「Rise Ahead Pledge」に新たに11社が署名したと発表した。

 Rise Ahead Pledgeは、気候変動、格差、政治分断等の複雑で困難な時代を乗り切るためには、政府や企業を補完するプレイヤーとして、ソーシャルイノベーション型の社会的起業を重視。大企業が社会的起業を積極的に育むことが、課題解決の糸口とみている。

 Rise Ahead Pledgeの署名企業は、国連持続可能な開発目標(SDGs)に沿って、2030年までに何らかの行動を起こすことにコミット。さらに、「社会イノベーターへの資金援助」「社会イノベーターへの非資金援助」「社会イノベーターからの購入(ソーシャル調達)」「社会イノベーション・エコシステムへの資金援助」「社会イノベーションの原則を中核事業運営に統合」「従業員による社内での社会イノベーション構想の開発を支援するプログラムの実施または拡大」の6つの2つ以上を実践することにもコミットしている。加えて、2025年の世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)までに、自らの活動に関する定量目標を設定することも約束している。

 Rise Ahead Pledgeは2024年1月に発足。発足時に署名していたのは、マイクロソフト、SAP、スエズ、バイエル財団、メドトロニック、アデコ・グループのイノベーション、IKEAのソーシャルアントレプレナーシップ、サノフィの財団S、SKグループの社会価値強化学センター、Kale Group、Melitta Group、Lex MundiのPro Bono Foundation、EY。

 今回署名したのが、TikTok、EDP、レキットベンキーザー、ルノーグループ、チューリッヒ保険、ヒューレット・パッカード・エンタープライズ財団、GEヘルスケア財団、フィリップス財団、Automation Anywhere, Banco Davivienda, Jubilant Bhartia。

 シュワブ財団が主宰する世界経済フォーラムによると、社会的企業が現在世界全体で1,000万社あり、売上合計は2兆米ドル。約2億人の雇用を生み出している。さらに現在、1.125兆米ドルの外部資金需要があると見積もられている。

【参照ページ】Landmark Pledge to Help Meet the $1.125 Trillion Needed to Fund Social Innovation Globally 【参照ページ】Rise Ahead Pledge

author image

株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

この記事のタグ

Sustainable Japanの特長

Sustainable Japanは、サステナビリティ・ESGに関する
様々な情報収集を効率化できる専門メディアです。

  • 時価総額上位100社の96%が登録済
  • 業界第一人者が編集長
  • 7記事/日程度追加、合計11,000以上の記事を読める
  • 重要ニュースをウェビナーで分かりやすく解説※1
さらに詳しく ログインする

※1:重要ニュース解説ウェビナー「SJダイジェスト」。詳細はこちら

"【ランキング】2019年 ダボス会議「Global 100 Index: 世界で最も持続可能な企業100社」"を、お気に入りから削除しました。