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【国際】企業サーキュラーエコノミー・ランキング2024、首位コカ・コーラ。BNEF発表

 英エネルギーデータ大手ブルームバーグNEF(BNEF)は10月3日、企業サーキュラーエコノミー・ランキング2024年を発表した。プラスチック素材を対象に、食品・消費財世界大手20社とプラスチックメーカー世界大手20社の計40社を対象とした。

 BNEFは、同様の調査を2023年にも実施しており今回が2回目。日本企業ではアサヒビールのみが対象となった。 (出所)BNEF

 食品・消費財企業側では首位がコカ・コーラ・カンパニー。プラスチックメーカー側ではライオンデルバゼル。また食品・消費財企業側で3位のダノンは、唯一、2030年以降のパッケージ削減の総量目標を掲げており、3つ順位を上げて4位となった。またそれぞれ前回の首位順位を落としており、過去1年で競争が激しくなっていることもうかがえる。

 一方、高品質な再生プラスチックが供給不足が大きな課題となっており、食品・消費財企業での目標達成は容易ではない状況が続いている。その結果、ペプシコやユニリーバでは、目標水準の引下げも発表されている。解決に向けては、再生プラスチックの供給量を増やすために、リサイクルインフラに直接投資する動きが活発化。また、一部の企業では、軽量化、再設計、再利用、詰替え可能なパッケージへ投資し、バージンプラスチックのパッケージの使用をゼロにしていく動きも広がっている。

 プラスチックメーカー側は、生産目標を達成するためにケミカルリサイクルに期待が寄せられている。20社のうち、中国石油天然気(ペトロチャイナ)を除く19社は、ケミカルリサイクルに関するプロジェクトや事業提携を発表済み。発表されたすべての生産能力計画が完成した場合、ケミカルリサイクル能力は2030年までに約530万tに達するという。

【参照ページ】Companies’ Circular Plastic Ambitions Slow as Costs Bite

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株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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