
消費財世界大手ドイツのヘンケルは11月4日、温室効果ガス排出量の長期及び短期の削減目標を発表。科学的根拠に基づく削減目標イニシアチブ(SBTi)からも目標承認を受けたと表明した。
今回の発表では、短期目標が、2030年までに2021年比でスコープ1と2で42%減、スコープ3で30%減。長期目標がスコープ1、2、3で2045年までに90%減。
スコープ2の削減では、全て89%に達している再生可能エネルギー電力比率をさらに高めつつ、省エネも向上させる。
スコープ3の削減では、世界中のサプライヤーに向け「クライメート・コネクト」プログラムを開始。サプライヤーからの排出データの収集、削減に向けた共同策定行動計画、サプライヤーの継続的なスキルアップを柱に据えた。素材では、一般消費者向け消費財や接着材で、低排出、再生可能、またはリサイクルされた再生原材料の成分割合をさらに高めていく
同時に、持続可能なパッケージング戦略により、パッケージ材料の使用量を最小限に抑え、低排出、リサイクル、再生可能な代替パッケージングの割合を最大化していく。すでに欧州全域で展開している消費者向け接着剤のカートリッジ用新しいパッケージングコンセプトでは、使用済み製品のリサイクル材(PCR)から最大95%のリサイクルプラスチックを使用することで、バージンプラスチックの使用を大幅に削減している。
一方、製品使用での排出量は、目標設定から除外されている。但し、同社は今回、消費財ブランドのイニシアチブ「It starts with us」等で消費者教育を引き続き実施していくとした。
【参照ページ】Henkel defines net-zero targets
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