
英小売大手テスコは11月4日、デンマーク乳製品大手アーラ・フーズ及び英乳製品最大手ミュラーUK&アイルランドと協働し、酪農事業者向けのサステナビリティ・パートナーシップ・プログラム「Future Dairy Partnership」を発足したと発表した。アーラ・フーズとミュラーは、テスコの乳製品サプライヤー。
テスコは今回、気候変動がすでに英国の食糧生産に影響を及ぼしている中、酪農の将来に関する不確実性が高まることで、生乳供給の減少、さらには食糧安全保障の悪化が懸念されると指摘。同3社は今回、2030年までに酪農場での温室効果ガス排出量を30%削減するという目標を設定し、酪農事業者を結集しつつ、野心的な目標を達成していく座組を立ち上げた。Future Dairy Partnershipには、テスコの「持続可能な酪農グループ(TSDG)」に所属する酪農家400世帯全ても参画する。
同パートナーシップは、イノベーション、業界レポート作成、持続可能な酪農ブループリント作成の3つを活動の柱に据える。イノベーションでは、メタン削減飼料添加剤の実証と展開等を進めるともに、専用の酪農家フォーカス・グループとともに、温室効果ガス排出量の削減と自然主導型イニシアチブの実証等、新たな手法を模索する。最終的に、導入を規模拡を大し、英国の酪農業界全体を巻き込めるかも検討する。
業界レポート作成では、持続可能な酪農パスウェイと、目標達成に農業部門全体で必要なイノベーションと財政的支援を示しにいく。持続可能な酪農ブループリントでは、酪農家にサステナビリティ目標と倫理的慣行に関する明確なガイドラインを提供する。
【参照ページ】Tesco launches groundbreaking sustainability partnership with milk suppliers to help transform the dairy industry
【画像】Tesco
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