
旅行プラットフォーム世界大手ブッキング・ホールディングス傘下のシンガポール大手Agodaは1月24日、マレーシアで開催された「ASEAN観光フォーラム(ATF)」の場で、世界自然保護基金(WWF)との4年目となる協働を発表。2025年は前年から50万米ドル上乗せし、150万米ドル(1.8億円)を寄付目標として設定した。
Agodaは、プログラム対象ホテルの予約1件毎に1米ドルをWWFに寄付する「Eco Deals」プログラムを実施しており、今回の設定した寄付目標は、同プログラムでの動員する資金が原資となる。「Eco Deals」プログラムに参加したホテルは、「Eco Deals」ラベルの表示や、検索での容易な抽出ができるようになっているとともに、SNS、バナープロモーション、顧客Eメール、アプリ内通知等の様々なAgodaプラットフォームで目立つように紹介される。また、「Eco Deals」プログラム参加ホテルは、顧客に最大15%の割引料金を提供することも可能。
今回の寄付先では、日本と韓国の自然保護活動が新たに追加された。具体的には、日本での湿地再生、韓国でのヘラサギの保護、マレーシアでのトラの保護、フィリピンでのジンベイザメの保護、タイでのゾウの保護、ベトナムでのサオラの保護、インドネシアでの生態系再生、ラオスでの都市湿地の開発、カンボジアでのレンジャーの支援が選ばれている。
さらに同社は、WWFのシンガポール支部及びUnTours Foundationと共同で、「サステナブル・ツーリズム・インパクト・ファンド」も組成。観光セクターでのサステナビリティ向上で変革を起こす中小企業やスタートアップ企業に1社当たり10,000米ドルから25,000米ドルの範囲で低利融資する。Agodaは、同ファンドに10万米ドルを拠出し、「Eco Deals」が150万米ドルの目標額に達すると、拠出額15万米ドルに増額される。同ファンドは、UnTours Foundationが資金管理を、Agodaが融資判断や事業助言、WWFシンガポールは環境ガイダンスとデューデリジェンスを担当する。
【参照ページ】Agoda Expands Its Eco Deals Program Pledging Up to $1.5 Million to Fund Critical Conservation Projects Across 10 Asian Markets in Partnership with WWF
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