
カナダ自由党は3月9日、党首選挙を実施し、マーク・カーニー元カナダ銀行総裁が得票率85.9%で圧勝した。退任するジャスティン・トルドー首相後の次期カナダ首相に就任することが決まった。就任時期はトルドー首相及び自由党と今後調整する。
カーニー氏は、金融専門家で、2008年から2013年までカナダ銀行総裁、2013年から2020年までイングランド銀行総裁を務めている、2019年から国連気候アクション・ファイナンス担当特使を務めている。また2011年から2018年まで金融安定理事会議長を務め、2015年に気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)を発足させたことや、2020年にカーボンクレジットの品質評価基準策定団体ICVCMの前身となるTSVCM、2021年にグラスゴー金融同盟(GFANZ)発発足の立役者となったことでも知られている。
カーニー氏は、下院議員経験のない首相としてカナダで2番目の首相となる。カナダでは連邦議会議員でなくとも首相になれるが、慣例に従うと、カーニー氏は連邦議会議員選挙への出馬を早急に表明していくことになる模様。
カナダは目下、第2次トランプ政権の米国との間で、関税を巡る対立が始まっており、自由党はリーダーシップのあるカーニー氏を選出したといえる。今後、さらに気候変動を巡っても、カーニー氏の出方に注目が集まる。
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