
サステナビリティ報告国際ガイドライン策定GRIは3月5日、銀行、資本市場、保険の金融3セクター向けのGRIセクタースタンダード案を発表した。5月31日までパブリックコメントを募集する。
同案では、投資、投資先及び融資先、保険引受先を通じたインパクトへの関与、及びマテリアル(重要)となる可能性のあるトピックをカバーしている。
さらに、対象領域として、気候変動、生物多様性、水・廃水、廃棄物、金融健全性・金融インクルージョン、顧客プライバシーとデータセキュリティ、マーケティングとラベリング、地域コミュニティと先住民族の権利、差別禁止と機会平等、強制労働、児童労働、結社の自由と団体交渉、労働安全衛生、雇用、報酬と労働時間、労働者のための重要な変化、経済インパクト、腐敗防止と金融犯罪、非競争的行為、税、公用政策について基準を設定。
加えて、銀行と資本市場の両セクターに関しては、紛争影響とハイリスク地域で、保険セクターに関しては、公衆衛生安全・顧客衛生安全、投資へのサステナビリティ統合の2つでも基準を設定した。
そのうち、金融健全性・金融インクルージョン、公衆衛生安全・顧客衛生安全、投資へのサステナビリティ統合、紛争影響とハイリスク地域、地域コミュニティと先住民族の権利に関しては、対等する既存のGRIスタンダードがなく、全くの新設となる。
基準については、経済協力開発機構(OECD)多国籍企業行動指針、国連ビジネスと人権に関する指導原則(UNGP)、パリ協定、昆明・モントリオール生物多様性枠組等の文書を考慮。さらに、国連環境計画金融イニシアチブ(UNEP FI)の責任銀行原則(PRB)、持続可能な保険原則(PSI)、責任投資原則(PRI)等の内容を反映させたものとなっている。
【参照ページ】Unlocking financial transparency for responsible business practices
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