
ドイツ化学大手コベストロは4月1日、エチオピアのコーヒー農家を支援するため、太陽光発電付きポリカーボネート製温室乾燥機を開発したと発表した。ドイツ国際協力公社(GIZ)も開発に協力した。すでにエチオピアでは6基の乾燥機が導入済み。エチオピア最大のコーヒー焙煎事業者も別途4基購入済み。
コーヒーは、多くの零細農家の生計を支えるエチオピアの最も重要な貿易産品の一つ。しかし、気候変動による気温上昇や不規則な降雨等の影響により、コーヒー栽培は収量減少や病害虫等の深刻な打撃を受けている。
そこで、コベストロとGIZは、コーヒー生産の効率性とレジリエンス向上のためのプロジェクトを展開。温室のように機能する放物線状の構造で、温度と湿度を適切に管理できる太陽光発電付きポリカーボネート製温室乾燥機を開発した。これにより、ウォッシュド・コーヒーとナチュラル・プロセス・コーヒーの双方の乾燥時間が大幅に短縮。上市までのリードタイムを短くするとともに、品質向上と劣化品廃棄物削減にも寄与した。
開発した乾燥機では、ガラスの代わりに、軽量で透明性と断熱性に優れ、紫外線保護機能も備えたポリカーボネート多層シートを採用。UVカット機能も搭載した。これにより、コーヒー豆を迅速かつ衛生的に乾燥させることができ、雨、害虫、カビから収穫物を保護できるという。
GIZは、ドイツによる開発途上国および新興国のサステナビリティ促進プログラム「develoPPP」の一環として同プロジェクトを支援している。
【参照ページ】Solar Dryers Support Coffee Production in Ethiopia
【画像】Covestro
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