
重電設備世界大手仏シュナイダーエレクトリックは5月26日、同社が提唱する電化とデジタル化を組み合わせた「Electricity 4.0」の実現に向け、自社不動産を対象とした「インパクト・ビルディング・プログラム」を開始したと発表した。
世界全体の温室効果ガス排出量のうち、約37%を不動産セクターが占めており、建築物のカーボンニュートラル化は喫緊の課題。同プログラムでは、同社のソリューション、ソフトウェア、サービスを組み合わせて提供する。まず、同社自身の不動産を対象に同プログラムを展開し、次世代型不動産に変革する実証実験を行う。
今回組み合わせるのは、ビル管理システム「EcoStruxure Building Operation」、電力モニタリングシステム「EcoStruxure Power Monitoring Expert」、不動産データ管理プラットフォーム「EcoStruxure Building Data Platform」、オフィス管理システム「Planon Integrated Workplace Management」。
プロジェクトの第一弾では、ドバイに新設する新オフィス「NEST」でプログラムを導入する。新オフィスは、1万m2を超える広さで、1,000名以上の従業員を収容。従来拠点と比較し、エネルギー消費量を37%削減し、温室効果ガス排出量を年間572t削減できる見通し。今後18ヶ月間で既存建物の改修や新設のオフィスにも導入を拡大していく。
また、NETには、同社のグローバル・イノベーション・ハブも併設し、顧客がEcoStruxureソリューションのデモンストレーションを体験できるエリアも設置する。顧客とパートナー向けの専用トレーニング施設も設け、地域の人材育成を通じて若者のスキル育成も行う。
【参照ページ】Schneider Electric Launches Impact Buildings Program with First Site in Dubai
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