
欧州委員会は9月8日、EUデュアルユース規則の附属書Iを改正する委託法令を採択した。輸出や技術支援の対象となる品目を拡大した。
EUデュアルユース規則は、2021年に制定。デュアルユース品とは、通常は民生用・商業用にも使われるが、軍事用・監視・情報収集等の軍事・安全保障目的や人権侵害等の用途にも用いられる品目や技術のこと。同EU規則では、デュアルユース品の輸出・仲介・技術支援には、状況に応じて欧州委員会もしくはEU加盟国の許可取得を必須としている。デュアルユース品の具体的な品目は附属書Iで指定されている。
附属書Iに記載されている品目は、電子装置、情報セキュリティ、センサー装置、レーザー技術、通信機器、航空宇宙関連、化学・生物・核物質関連等。今回の改正では、さらに、量子技術(量子コンピュータ、極低温動作設計の電子部品、パラメトリック信号増幅器、極低温冷却システム、極低温ウェーハプローバー)、半導体製造・試験装置及び材料、高度なコンピューティング集積回路(IC)及び電子アセンブリ(フィールド・プログラマー・ブルロジック・デバイス等)、高温用途向けコーティング、3Dプリンター(積層造形装置)及び関連材料、ペプチド合成装置も指定された。
【参照ページ】COMMISSION DELEGATED REGULATION (EU) …/... amending Regulation (EU) 2021/821 of the European Parliament and of the Council as regards the list of dual-use items
無料会員に登録すると、
有料記事の「閲覧チケット」を毎月1枚プレゼント。
登録後、すぐにご希望の有料記事の閲覧が可能です。
無料登録してチケットを受け取る
【無料会員向け】有料記事の閲覧チケットの詳細はこちら
または
有料会員プランで
企業内の情報収集を効率化
- 2000本近い最新有料記事が読み放題
- 有料会員継続率98%の高い満足度
- 有料会員の役職者比率46%
有料会員プランに登録する