
 金融世界大手ドイツ銀行は7月31日、BASF中国子会社に対し、買掛金ファイナンスでのサステナビリティ・リンク・ファイナンスを提供すると発表した。同様のスキームはアジア初。
 買掛金ファイナンスとは、買掛金に対するを売り手への支払いを、銀行が信用リスクに基づき割り引いて期日前に実施し、後日、書い手から買掛金を回収する信用供与スキーム。
 今回のサステナビリティ・リンク・買掛金ファイナンスでは、KPIとして、EcoVadisが提供しているサプライヤー・サステナビリティ評価を採用。EcoVadisで高評価を取得したサプライヤーには、優遇割引金利が適用される。
 今回のスキームでは、ドイツ銀行がBASFに提供してきた買掛金ファイナンスのうち、中国子会社に関連する分をサステナビリティ・リンク・買掛金ファイナンスに移行させたもの。
 ドイツ銀行は2023年、2020年から2025年の間にサステナブルファイナンスを総額5,000億ユーロ(約31兆円)実施する目標を掲げており、今回もその一環。
【参照ページ】Deutsche Bank launches BASF’s first sustainability-linked payables finance program in Asia
    
    
	 
	
    
    
    
        
            
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