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【国際】DHLやルフトハンザ・カーゴ、SAF利用で顧客のスコープ3削減サービス提供

 エネルギー世界大手英シェルと、ドイツ運送大手DHL子会社DHLエクスプレスは11月21日、ベルギーのブリュッセル空港での貨物航空機に持続可能な航空燃料(SAF)25,000tを1年間供給する契約を締結したと発表した。

 今回のスキームでは、シェルがDHLエクスプレスにSAFを供給する。DHLエクスプレスは、同社のカーボンインセット・スキーム「DHL GoGreen Plus」を活用し、DHLエクスプレスの荷主顧客が、スコープ3での温室効果ガス排出量を削減できるようにする。

 今回使用するSAFは、従来の化石燃料ジェット燃料と比較し、温室効果ガスを8万t削減することができる。使用するSAFは、ISCC+認証を取得済み。既存の製油所で、マスバランス方式でSAFを生産する。

 同様に、ドイツのルフトハンザ航空子会社ルフトハンザ・カーゴと、デンマーク海運大手A.P.モラー・マースクも11月27日、SAFを活用したカーボンインセット・プログラムでの協働を発表した。A.P.モラー・マースクのカーボンインセット・スキーム「ECO Delivery Air」を活用して、ルフトハンザ・カーゴがSAFを400t使用する。SAF使用による温室効果化ガス排出量削減は、A.P.モラー・マースクの荷主顧客が、スコープ3での温室効果ガス排出量を削減できるようにする。

 同プロジェクトでは、音質黒化ガス排出量を1,200t削減できる見込み。使用するSAFは、使用済み食用油等の植物由来の残渣をHEFA(水素化処理エステルまたは脂肪酸)プロセスで生産。欧州サプライヤーから調達する。従来のジェット燃料比で温室効果ガスを80%削減できる。

【参照ページ】DHL Express and Shell sign deal to drive sustainable air freight at Brussels airport 【参照ページ】Lufthansa Cargo and Maersk launch cooperation to support decarbonization of airfreight

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株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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