
アラブ首長国連邦(UAE)国営再生可能エネルギー開発マスダールは1月16日、フィリピンのエネルギー省との間で、再生可能エネルギー分野への150億米ドル(約2.3兆円)の投資計画を正式化する実施協定を締結した。
実施協定は、2024年11月にフェルディナンド・R・マルコス・ジュニア大統領の中東諸国への公式訪問中に締結された「エネルギー転換協力に関する覚書(MOU)」に基づく、両国間の初の契約。マスダールは、2030年までに1GW以上の太陽光発電、風力発電、蓄電池エネルギー貯蔵システム(BESS)を開発し、2035年までに10GWにまで拡大することを目指す。
一方、エネルギー省は、マスダールが開発前の事業、技術研究、必要な権利の確保、プロジェクト情報の収集、必要な承認や許可の取得を行うことを支援する。フィリピン政府は2030年までに電力の再生可能エネルギー割合を35%に引き上げる目標を掲げている。フィリピン政府は同時に、水力発電300MW、揚水式水力発電4,250MW、地熱発電100MWを含む再生可能エネルギーのオークションプログラムも計画中。
マスダールは世界規模で、2030年までに再生可能エネルギーの設備容量を100GW、グリーン水素の生産量を年間100万tにまで引き上げる計画。東南アジアでのプロジェクト開発も積極化している。
【参照ページ】UAE’s Masdar investing $15-B in PH renewable energy
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