ドイツ、スイス、韓国の大手企業7社は8月19日、企業の長期価値を測定する新たな体系的概念「バリュー・バランシング・モデル」の構築を目指し、NGO「バリュー・バランシング・アライアンス(VBA)」を発足した。発足メンバーは、独BASF、独ドイツ銀行、独SAP、独ボッシュ、スイスのノバルティス、スイスのラファージュホルシム、韓国のSK。
今回のアライアンスは、今後3年をかけ、企業が社会・環境にもたらす価値を多次元的に算出するモデルの開発を目標としている。既存のガイドラインが、各分野の情報開示のみを目指しているのに対し、今回のモデルは、価値算出するところに大きな特徴がある。同アライアンスは、各社が独自に行なっている価値算出モデルを標準化し、比較可能な状態にすることを重視している。
今回のNGOでは、経済協力開発機構(OECD)、デロイト、EY、PwC、KPMGも活動を支援する。
【参照ページ】BASF is founding member of “value balancing alliance e.V.”
【参照ページ】value balancing alliance
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