
スイス運用大手RobecoSAMは11月21日、ESG評価事業を米S&Pグローバルに売却すると発表した。S&Pグローバルは、S&Pグローバル・レーティングやS&Pダウ・ジョーンズ・インデックスを傘下に持つ。S&Pダウ・ジョーンズ・インデックスは、RobecoSAMのESG評価スコアを活用したESGインデックスを1999年から運用している。
今回、RobecoSAMからS&Pグローバルに事業が移るのは、「SAM Corporate Sustainability Assessment(CSA)」を含むESG評価事業。CSAは、1995年創業のESG投資専業SAMが、自社のESG投資運用のために1999年からS&Pダウ・ジョーンズ・インデックスと開始。SAMが行う各企業のESGスコアをS&Pダウ・ジョーンズ・インデックスが購入しインデックスを開発するスキームを今日まで続けてきた。SAMは2006年にオランダ運用Robecoに買収され、2013年から社名がRobecoSAMとなった。Robecoは1929年創業で、2001年にオランダ銀行大手ラボバンクが買収し、さらに2013年に日本のオリックスが買収している。
今回の事業売却により、RobecoSAMは、純粋な運用会社となるが、S&Pグローバルから引き続きCSAスコアを使用する権利を得、CSAを用いたESG投資運用を続ける。また、S&Pグローバルは、CSAを含むESG評価事業を自社グループ内に持つことで、一気通貫のESGインデックス開発体制を整えた。
【参照ページ】RobecoSAM to transfer the SAM ESG Ratings and ESG Benchmarking Business to S&P Global
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