国際サステナビリティ報告基準策定機関GRIは1月21日、GRIスタンダードを基にし、国連持続可能な開発目標(SDGs)の各ターゲット毎で情報開示すべき項目をまとめたガイダンスを改訂したと発表した。最新のGRIスタンダードの体系に合わせた他、投資家からのフィードバック内容も組み入れた。
同ガイダンスは、2020年5月に発行。SDGsとGRIの親和性の高さをアピールするツールで、SDGsの各ターゲット毎に開示すべき具体的な開示内容を提示するとともに、対応しているGRIスタンダードの項目を紐付けている。作成作業では、スウェーデン国際開発協力庁(Sida)が一貫して活動資金を拠出している。
GRIは、SDGsをサステナビリティ情報開示に組み入れるためのドキュメントを複数発行しており、同ガイダンスはその一つ。他には、「企業のSDGs報告ガイダンス」「SDGsを企業報告に統合するための実践ガイド」「SDGsに関するビジネス・レポーティングにおける投資家ニーズへの対応」の3つがある。
【参照ページ】Enabling companies to report on the SDGs
【参照ページ】How to link the GRI Standards with the SDGs
【参照ページ】Integrating SDGs into sustainability reporting
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