英ガス・電力市場局(Ofgem)等22機関は11月3日、世界各国のエネルギー当局や国際エネルギー機関(IEA)と協働で、規制当局向けのエネルギーのカーボンニュートラル化イニシアチブ「規制エネルギートランジション・アクセレレーター(RETA)」を発足したと発表した。日本の経済産業省や資源エネルギー庁は未加盟。
同イニシアチブは、英ジョンソン首相とインドのモディ首相が発足させた再生可能エネルギーの普及・拡大に向けた国際的な送電網整備を進めるイニシアチブ「グリーン・グリッド・イニシアチブ-One Sun One World One Grid(GGI-OSOWOG)」の一環として運営される。
同イニシアチブに加盟したのは、Ofgemの他、米連邦エネルギー規制委員会(FERC)、仏エネルギー規制委員会、イタリア・エネルギー・ネットワーク・環境省(ARENA)、オーストリア・エネルギー規制庁、ノルウェー・エネルギー規制庁、シンガポール・エネルギー市場庁、インドネシア・エネルギー鉱物資源省、ニュージーランド電力庁と商務委員会、エジプト・電力・消費者保護規制庁、モロッコ・国家電力規制庁、イスラエル電力庁、ケニア・エネルギー石油規制庁、ペルー・エネルギー資源投資規制庁、米カリフォルニア州公益事業委員会とエネルギー委員会、米ハワイ州公益事業委員会等。
さらに、パートナー機関として、IEA、国際再生可能エネルギー機関(IRENA)、米NGOエネルギー・イノベーション、Regulatory Assistance Project、RMIも参画する。
同イニシアチブは、エネルギートランジションを加速させる規制の在り方の検討や情報共有、ベストプラクティスの分析、エンゲージメント等を活動内容として設定した。
【参照ページ】Joint statement of energy regulators and partners
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