【カンボジア】フン・セン首相、EUによる人権改善要求に反発。「EBA制度撤回の準備はできている」

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 カンボジアのフン・セン首相は11月21日、EUが発展途上国に付与している武器以外の全品目で数量制限なしにEU域内への輸入関税を撤廃する優遇制度「EBA制度」の適用継続と引き換えに要求している労働法規制の強化について、EUの要求に従うつもりはないと断言した。  欧州委員会は2月、カンボジアに対して適用してきた「EBA制度」を一時的に停止する手続きに入った。政治参加、団結権、結社の自由、表現の自由等で深刻な人権侵害や労働権侵害が確認され [...]

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【カンボジア】政労使、2020年1月からアパレル業界の最低月額賃金190米ドルで合意

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 カンボジア労働・職業訓練省は、政労使3者の協議を受け、2020年1月からアパレル業界の最低月額賃金を190米ドル(約20,500円)にすると発表した。3者協議での決定では187米ドルだったが、フン・セン首相が3米ドル加え、190米ドルで最終決定した。カンボジアのアパレル業界では、ここ数年、労働争議が頻発している。  イット・ソムヘーン労働・職業訓練相は、インドネシアやラオスでは最低月額賃金が110米ドル、一部ベトナム地域では120米 [...]

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【カンボジア】アパレル世界大手21社、フン・セン首相に労働者保護強化要請。日本企業は参加せず

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 アパレル世界大手21社は5月2日、カンボジア国内での労働権保護や人権保護に関する懸念を伝える共同書簡を、カンボジアのフン・セン首相に送付した。アパレル大手各社は、カンボジアで各ブランドの縫製等を行っているが、カンボジアで労働争議や、カンボジア政府の対応不備に起因するEUでの関税特権喪失リスク等を抱えるようになっている。フン・セン首相に対し現地企業での労働者保護を強化するよう要請した。  今回の共同書簡に加わったのは、アディダス、NI [...]

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【カンボジア】アパレルFLAとAAFA、フン・セン首相に労働者保護強化を要請。ブランド世界大手等

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 国際アパレル人権NGOの米・公正労働協会(FLA)とアメリカン・アパレル・フットウェア協会(AAFA)は4月5日、カンボジアのフン・セン首相に対し、労働者保護を強化するよう求める共同書簡を送った。両機関は2018年10月にフン・セン首相に対し同様の要請を行ったものの、進捗が不十分と指摘した。 【参考】【カンボジア】首相、労働組合相手の刑事訴追を全て取り下げ。EU経済制裁方針と大手企業協議の成果(2018年11月11日)  AAFAか [...]

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【カンボジア】リーバイス、サプライヤー工場で女性リーダーシップ向上プログラム展開

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 アパレル世界大手米リーバイ・ストラウスは4月2日、カンボジアでの女性の労働環境改善を強化する計画を発表した。同社はカンボジア労働NGOのBetter Factories Cambodia(BFC)に資金を提供し、立場弱くなりがちな女性労働者の労働環境改善を2018年から実施している。カンボジアは労働紛争が近年頻発しており、リーバイ・ストラウスは先手を打ち対策を始めている。  リーバイ・ストラウスは、同社の財団「リーバイ・ストラウス財 [...]

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【カンボジア】フン・セン首相、労働争議に対し対話での解決を要求。当局にも争議回避を指示

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 カンボジアのフン・セン首相は2月21日、工場経営者に対し、労働争議を終了させ、従業員との対話を促すよう要求した。同時に、労働・職業訓練省に対し、労働争議を避けるため、全ての法的手続きを遵守するよう指示した。同国では、台湾アパレル大手の山華企業(W&D)が千人を超える従業員の一斉解雇を通達後、大規模ストライキが発生。同案件を含め労働権や人権侵害が認められるとEUが同国からの輸入免税措置を停止する検討に入っている。これまで当局の労働・職 [...]

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【EU】欧州委、カンボジアへの輸入関税撤廃優遇措置の一時停止手続開始。1年後に最終判断決定

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 欧州委員会は2月11日、カンボジアに対し、武器以外の全品目で数量制限なしにEU域内への輸入関税を撤廃する「EBA制度」を一時的に停止する手続きに入った。政治参加、団結権、結社の自由、表現の自由等で深刻な人権侵害や労働権侵害が確認されたため。欧州委員会は2018年7月に、今回の決定の是非を判断するための情報収集を開始していた。 【参考】【カンボジア】NGO95団体、労働組合指導者への有罪判決を非難。EUは政府の土地収用で懸念表明(20 [...]

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【カンボジア】労働大臣、省内官僚に労働組合保護規定の法律遵守通達。組合側は姿勢に懐疑的

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 カンボジアのイット・ソムヘーン労働・職業訓練相は1月15日、労働省官僚に対し、労働組合保護を規定する労働組合法を厳格に遵守するよう命じた。カンボジアでは労働争議が多発しており、社会問題となっている。労働問題等に対しては、EUは輸入優遇措置の停止もちらつかせており、政府も放置できなくなってきているが、労働団体側は、今回の大臣発言も単なる「ポーズ」ではないかと、徹底には懐疑的な見方を示している。 【参考】【カンボジア】アパレル大手工場、 [...]

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【カンボジア】アパレル大手工場、未払賃金要求ストライキ実施の従業員1200人を一斉解雇

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 台湾アパレル大手の山華企業(W&D)のカンボジア工場は1月4日、未払賃金の支払を求めてストライキを実施していた従業員約1,200人を一斉に解雇した。同社は前週に48時間以内にストライキを止め出社しなければ解雇するとの最後通告を出しており、プノンペンの裁判所も会社側の判断を支持していた。これに対し従業員側は、要求を受け入れるまで工場を占拠すると表明していた。  カンボジア労働省によると、会社側は、最長6ヶ月毎に従業員に賃金を支払い、雇 [...]

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【カンボジア】NGO95団体、労働組合指導者への有罪判決を非難。EUは政府の土地収用で懸念表明

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 カンボジアで労働組合リーダー6人が禁固刑執行猶予判決を受けた事案で、NGO95団体は12月25日、有罪判決を非難する共同声明を発表した。また別件での土地収用による市民の強制移住問題では、EUが12月27日に懸念を表明した。カンボジアでは、労働や土地収用に関する人権問題が多く発生している。  労働組合リーダー6人は、2013年に最低賃金に関する労働運動を主導。これに対し当局は、暴行罪、器物破損罪、脅迫罪、往来妨害罪に関連する4つの罪で [...]

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