Skip navigation
サステナビリティ・
ESG金融のニュース
時価総額上位100社の96%が
Sustainable Japanに登録している。その理由は?

【アメリカ】Aaron’s社、Calvert Social Index®からの抹消勧告受ける

delete

社会的責任投資(SRI)用のインデックス「Calvert Social Index®」を発表している米Calvert社は、同社のサステナビリティ調査部門がCalvert Social Index®の選定銘柄から米Aaron's社を外す勧告が提出されたと発表した。今回の提言が承認された場合、6月に行われるCalvert Social Index®委員会4半期定例会議の開催をもって、Aaron'sの登録抹消が実行される。

Calvert Social Index®はSRI分野で代表的なインデックスのひとつ。Calvertのサステナビリティ調査部門によって行われる調査では、ガバナンス、企業倫理、環境、職場環境、製品の安全性やインパクト、地域社会との繋がり、インターナショナルなオペレーションや人権に至るまで、幅広い領域が分析される。構成する銘柄は、アメリカに拠点を置く株式時価総額上位1000社の中で、サステナビリティに関する基準を全て満たす銘柄のみ。今回勧告の対象となったAaron's社は、家具や設備等のリースを手がけるニューヨーク証券取引所上場企業で、報告によると、同社はCalvert Social Index®が提唱するガバナンスや企業倫理に関し、要求水準を満たしていないことが判明したという。

ESG投資が広まる中、SRIインデックスから外される意味は大きい。年金などの機関投資家は、ESG基準の低い企業をポートフォリオに持つことを忌避する傾向が欧米では非常に強い。Aaron'sは実質的に投資家サイドから改善を迫られることになりそうだ。

【関連サイト】The Calvert Social Index®

【企業サイト】Calvert

この記事のタグ

Sustainable Japanの特長

Sustainable Japanは、サステナビリティ・ESGに関する
様々な情報収集を効率化できる専門メディアです。

  • 時価総額上位100社の96%が登録済
  • 業界第一人者が編集長
  • 7記事/日程度追加、合計11,000以上の記事を読める
  • 重要ニュースをウェビナーで分かりやすく解説※1
さらに詳しく ログインする

※1:重要ニュース解説ウェビナー「SJダイジェスト」。詳細はこちら

"【ランキング】2019年 ダボス会議「Global 100 Index: 世界で最も持続可能な企業100社」"を、お気に入りから削除しました。