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【アメリカ】JPモルガン・チェース、水テクノロジーへの投資強化に向けてThe Water Councilと提携

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JPMorgan Chase & Co.(以下、JPモルガン・チェース)とThe Water Council(以下、ウォーター・カウンシル)は8月28日、水関連イノベーションへの投資促進に向け、北米の投資家らと水テクノロジーに取り組む起業家らを結びつけるためのパートナーシープを締結したと発表した。このパートナーシップには、JPモルガン・チェースが最近発表した中小企業支援プログラム、Small Business Forwardイニシアチブの一環として拠出される225,000ドルの補助金も含まれている。

ウォーター・カウンシルは2009年に米国ウィスコンシン州ミルウォーキー市で結成された、水問題に専門的に取り組む米国では唯一の組織だ。150以上の水テクノロジー関連企業、教育機関、政府らのリーダーらによって構成されている。ウォーター・カウンシルは今回の補助金を利用し、水テクノロジーへの投資に興味のある投資会社の発掘、水投資に関するトレーニング、投資家と起業家をつなぐカンファレンスなどを開催していく予定だ。

ウィスコンシン州にてJPモルガン・チェースの代表を務めるJames R. Popp氏は「我々は水の重要性が米国だけではなく世界的にも高まってきていることを認識している。そしてそれらの課題に対するソリューションの多くは、ウォーター・カウンシルに支援された中小企業から生まれることになるだろう。米国の水テクノロジー問題に鑑みたとき、JPモルガン・チェースが中小企業と連携するのは自然な流れだ」と述べた。

また、ミルウォーキー市長のTom Barrett氏は「ウォーター・カウンシルとミルウォーキーは、水による経済発展や水に関する教育、研究など、水に関する世界のハブへと変貌を遂げたことで世界中から注目を集めている。JPモルガン・チェースのようなグローバル企業による多大な投資は、ミルウォーキーが水テクノロジー企業らと投資家らの集まる場所だという明確なメッセージを米国および世界に対して発信する」と語り、今回の提携の意義を強調した。

JPモルガン・チェースの支援を通じ、今後ウォーター・カウンシルは水投資プログラムを国内外へと拡大していく予定だ。今回のパートナーシップは、水に関する研究、イノベーション、教育、ビジネス開発のグローバルにおける中心地となるというウォーター・カウンシルのビジョンを後押しするもので、ミルウォーキー市の経済発展、水テクノロジー関連企業の事業支援、ひいては国際的な水問題の解決に貢献することが期待されている。

【企業サイト】JPMorgan Chase & Co.
【団体サイト】The Water Council

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