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【アメリカ】レインフォレスト・アライアンスとガーディアン、共同で新たなキャンペーンを開始

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米国を本拠とする国際環境NGOのレインフォレスト・アライアンスは9月15日、英国メディア大手のガーディアン紙と提携し、同NGOのFollow the Frogキャンペーンの一環として、日々のサステナビリティに向けたアクションを支援する10ヶ月間限定のオンラインプラットフォーム、Follow the Frog 2014の運用を開始した。

Follow the Frogキャンペーンはレインフォレスト・アライアンスが毎年展開している、新聞や雑誌といったメディアやソーシャルメディアを活用し地球規模の様々な問題についての啓蒙活動だ。今年はガーディアン紙が運営するオンラインメディア上で、Vital Signsというタイトルで教育的かつインタラクティブなコンテンツで気候変動、森林破壊、水質、貧困、ジェンダーなど世界が直面する課題についての認識を深めるプラットフォームを提供する。Vital Signsは9月15日からサービス開始しており、読者はFollow the Frogキャンペーンに関するコンテンツを購読し、オンラインディスカッションに参加することができるようになっている。

レインフォレスト・アライアンスの代表を務めるTensie Whelan氏は「森林を回復させ、海をきれいにし、気候変動の時間を戻し、地球を救ってくれるヒーローは実在しない。それらは我々にかかっており、我々がヒーローにならなければならない。今年のFollow the Frogキャンペーンではガーディアン紙と共に、日常におけるあらゆる決断が地球にとって極めて重大なものだということを示し、読者の行動を後押しすることを目指している」と語った。

同キャンペーンでは、Follow the Frogキャンペーンの参加者数やレインフォレスト・アライアンスの活動が地球の環境問題に与えた影響に関するデータを可視化した「ヒートマップ」や、読者が生産者と生活を共にし、その経験をデジタル記事としてレポートするチャンスが獲得できる”Walk in Someone Else’s Shoes”(他の人の立場を体験する)というコンテストなどが開催される。

また、レインフォレスト・アライアンスは一般企業にも同キャンペーンへの参加を呼びかけており、粘着材料・ラベル製品大手のAvery Dennison、トロピカルフルーツ販売大手のChiquita、上質紙製造世界大手のDomtarらもVital Signsプラットフォームに参加し、自社のサステナビリティに関連する活動についてオンラインで報告している。

ガーディアン紙のコマーシャル担当副社長を務めるCharlie Wilkie氏は「消費者に対して製品が環境に与えるインパクトや、彼らがよりサステナブルで質の高い生活を促進する役割を担っていることについて伝え、行動を促すための活動をレインフォレスト・アライアンスや多くのパートナーらと協働して行えることを誇りに思う」と述べた。

Vital Signsは下記から閲覧可能。

【参考サイト】Vital Signs
【団体サイト】The Rainforest Alliance
【企業サイト】The Guardian

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