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【アメリカ】ImpactAssets、インパクト投資で優れた成果を上げているファンド50を選出

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インパクト投資を推進するNPOのImpactAssetsは10月21日、インパクト投資の分野で成果を上げているファンド50社をまとめた2014年最新版のリスト”InpactAsssets 50(以下、IA50)”を公開した。リストはオンラインで、無料で閲覧可能だ。今回掲載された50のファンドの資産運用額の合計は1,550億ドルに及ぶ。

ImpactAssetsでChief Impact Strategistを務めるJed Emerson氏は「インパクト投資は主流になりつつある。我々は、インパクト投資機会の増加がより多くの投資家をこの分野に呼び寄せ、結果として、財務リターンだけではなく社会・環境面のリターンも高めたいという投資家の意識も高まるという好循環の中にいる」と語った。

IA50は、インパクト投資分野において優れた成果を出しているファンドマネジャーを無料で探せる唯一の公開オンラインデータベースだ。今年のリストには米国、アフリカ、ヨーロッパ、ラテンアメリカのファンドが含まれており、投資家に対してますます多様な投資機会が生まれていることが分かる。ファンドの重点投資領域としては、健康・ウェルネス、マイクロファイナンス、小規模ビジネス開発、持続可能な農業、水と衛生などが挙げられる。

IA50の選定委員会の1人で、CAPROCK Groupのマネージング・ディレクターを務めるMatthew Weatherley-White氏 は「IA 50は、幅広いインパクト投資領域において高い成果を築き上げてきたファンドマネジャーを探している投資家やアドバイザーにとって、信頼できる最初の入り口だ。この分野が成熟するのを横から眺めて待っているだけの投資家は、投資機会を見つけられなくなるだろう」と語った。

IA50はインデックスや投資プラットフォームではないため、特定の金融商品を推薦しているわけではない。あくまでインパクト投資で高い実績を出しているファンドの無料オンラインデータベースだ。IA50に掲載されるためには、ファンドは少なくとも1,000万ドル以上の運用資産および3年以上のインパクト投資の経験が必要となる。

リストの詳細を見たい方はぜひ下記から確認してほしい。ファンドごとの投資地域や投資領域、実際の運用実績、投資事例などについて詳しく調べることが可能で、非常に貴重なデータベースとなっている。

【参考ページ】InpactAsssets 50
【団体サイト】InpactAsssets

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