CSR・サステナビリティ専門メディアの3BL Mediaは3月30日、同社の会員企業やNGOらが配信している記事、コンテンツのアクセス状況をカテゴリ別に分析した結果、ボランティア活動とコミュニティエンゲージメントに関する記事が最も多くの関心を集めていることが分かったと公表した。環境、気候変動に関するニュースは2番目に人気が高いという結果となった。
3BL MediaのCMOを務めている Dave Armon氏は「我々は、どのような話題が最もよく読まれ、頻繁に共有されたかを知るために、企業やNGOらが配信するあらゆるタイプのコンテンツを分析した。企業らは、自社が事業を展開するコミュニティにおいて従業員が取り組んでいるボランティア活動を誇りに思っていることは明らかだ」と語った。
JustMeans、CSRwireなどのCSRニュースメディアネットワークを有する3BL Mediaは、2014年に企業やNGOらによって配信されたブログや写真、ビデオ、インフォグラフィック、プレス・リリースなど様々なコンテンツ、カテゴリごとのページビューを分析した。その結果得られた、特に人気が高かった記事カテゴリは下記の通りだ。(※()内は全コンテンツのページビューに占める割合)
- ボランティア・コミュニティエンゲージメント(15%)
- 環境・気候変動(12%)
- ビジネス・取引(9%)
- 受賞・表彰(8%)
- 慈善活動(6%)
また、3BLが2014年に配信したトップ27の記事カテゴリの内、6%以下となったカテゴリの中には、ソーシャル・イノベーション、エシカル・プロダクツ、ダイバーシティなどが含まれる。
カテゴリごとのページビューは読者から見たカテゴリの人気度だけではなく、企業やNGOらの配信本数も大きく影響している。そのため、上記数値は、より多くの企業やNGOが自社のボランティア活動やコミュニティエンゲージメントに関する記事やコンテンツを配信したということの表れでもある。
一方で、エシカル・プロダクツやダイバーシティに関するコンテンツの発信量は未だに少なく、この領域の記事は注目を浴びやすいとも言える。3BL Mediaで配信されているコンテンツの一覧は下記から確認可能。CSRの情報発信に関わる方はぜひ参考にして頂きたい。
【参考サイト】Latest News
【企業サイト】3BL Media
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