飲料世界大手ペプシコは5月11日、同社製品の健康に関する取組の第三者機関評価を行うため、米国健康NGOPartnership for a Healthier America(PHA)とパートナーシップを結んだ。PHAがペプシコの取組を評価、報告する。
ペプシコは2016年10月に、世界保健機関(WHO)やその他団体のガイドラインをもとに、健康促進に関する目標を作成。目標には、商品に含まれる糖類、飽和脂肪酸、ナトリウム量の削減や、全粒穀物、果物、野菜、乳製品、タンパク質などの栄養価の高い成分の提供を含む。また、食へのアクセスが限られている地域で健康的な食品や飲料へのアクセス改善も目指している。
このうち、PHA、が評価、報告を行うのは、糖類、飽和脂肪酸、ナトリウム量の削減に関するもの。同社の以下の目標について、第三者機関の立場から客観的な評価を行っていく。
- 世界中で販売される飲料3分の2以上で、糖類のカロリーを355ml当たり100カロリー以下に抑制
- 世界中で販売される食品4分の3以上で、100カロリー当たりの飽和脂肪酸量を1.1g以下に抑制
- 世界中で販売される食品4分の3以上で、1カロリー当たりのナトリウム量を1.3mg以下に抑制
米国企業では、最近、カロリー削減など食の健康に取り組むため、PHAと提携する企業が増えている。
【参考】【国際】マース、ネスレ、リンツ等チョコレート大手、商品カロリー削減で新たに協働(2017年5月29日)
【参照ページ】PepsiCo Advances 2025 Sustainability Agenda through Agreement with Partnership for a Healthier America
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