【国際】国連、女性活躍イニシアチブを2つ発足。テクノロジー分野ではソニー等企業も参加 2017/09/26 最新ニュース

 女性の地位向上分野の国連機関UN Womenは9月14日、テクノロジーやイノベーション領域での女性の活躍を推進するイニシアチブ「Global Innovation Coalition for Change(GICC)」を発足させた。同イニシアチブには、企業、教育機関、NGOなど22団体が参加。参加企業は、SAP、シスコ、デル、エリクソン、フェイスブック、LinkedIn、GE、ソニー、HP、ジョンソン・エンド・ジョンソン、スタトイル、シティグループ、JPモルガン・チェース、PwC等。

 同イニシアチブの主な活動内容は、イノベーションを通じて女性のニーズを満たしていくことができる分野を、調査やアドボカシー活動を通じて明らかにしていく。同時に、女性のイノベーション、テクノロジー、起業分野での女性の活躍を阻む要因も特定していく。この内容のために、参加企業等は結束し、知見の共有、能力開発、投資等を通じて、女性の地位向上やジェンダー平等を目指す。

 UN Womenは、イノベーションやテクノロジーには、女性の活躍を後押しし、社会に貢献できる大きなポテンシャルがあると認識している。例えば、携帯通信事業者業界団体GSMAによると、携帯電話の所有及び使用でのジェンダー平等を進めることで、女性の教育、健康、金融サービスへのアクセスを拡大し、2020年までに1,700億米ドルの市場を生み出すことができるという。また、STEM(科学・技術・工学・数学)分野は、圧倒的に男性の割合が多く、女性の進出を阻む要因を掴むことで、企業での女性活用のポテンシャルを向上させていけるとしている。そのため、企業、教育機関、NGOなど異分野で連携する。

 また、UN Women、ILO(国際動労機関)、OECD(経済協力開発機構)は9月18日、男女の賃金格差是正を目指すパートナーシップ「Equal Pay International Coalition(EPIC)」を発足させた。今後、各国政府、企業、労働組合、他のステークホルダー等に参加を募り、グローバルレベルでの活動を展開していく。

【参照ページ】Press release: UN Women and technology leaders launch Global Innovation Coalition for Change
【イニシアチブ】GICC
【参照ページ】EPIC Launch at the UN General Assembly
【イニシアチブ】EPIC

株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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